こんにちは、ちいです!

「親がお金持ちだから、子どもも恵まれている」という単純な図式、今はもう成り立たなくなっている気がします。親世代との経済格差や、親からの援助をどう扱うかという問題について、調べたことをまとめてみます。

CONTENTS

この記事でわかること

  • 親世代と現在世代の経済格差
  • 親族からの援助パターン
  • 援助のメリット・デメリット
  • 援助に依存しない考え方

親世代と現在世代の経済格差

1960年生まれの親世代は、バブル期手前の1982年入社で初任給15万円、年功序列で昇進も早く、30代にはバブル絶頂期で年収550万円程度、50代には年収800〜1000万円・資産3000〜5000万円・年金月20万円以上、というケースも珍しくなかったそうです。

一方、1990年生まれの世代は2012年入社で初任給は額面こそ高いものの昇進は遅く、30代の年収は400〜500万円程度、資産増加スピードは親世代の半分程度。50代時点の予測でも、年金額は親世代の50〜75%程度にとどまる見込みという話もあります。

今の世代は、親世代の半分くらいのスピードで資産形成をしていることになる、という計算に正直ちょっと驚きました。

親族からの援助パターン

結婚資金の援助(平均200〜300万円)

新婚生活をスムーズに始められる一方、返済義務がないぶん金銭感覚が歪みやすかったり、孫を持つことなど親の期待が付随しやすい側面もあります。

住宅購入時の援助(500〜1000万円)

住宅ローンを圧縮でき資産形成を加速できますが、相続時に複雑な問題が生じたり、離婚時に親族トラブルのリスクになることもあるようです。

育児サポート(月5〜10万円)

継続的な支援で生活は楽になりますが、依存が深まりやすく、親が亡くなった時の経済的ショックが大きくなりがちです。

援助は「感謝の気持ち」だけでは終わらず、期待や義務を生み出すことがあるというのは、周りの話を聞いていても納得する部分がありました。

援助のメリット・デメリット

時間的な余裕が生まれる、資産形成が加速する、キャリアチェンジなど人生選択肢が広がる——メリットは確かにあります。

一方でデメリットも。親への依存心が深まったり、「援助をもらった=親の方針に従う」という無言の圧力が生まれたり。月10万円の援助に頼っていた場合、親が亡くなった後の経済的打撃は大きいですし、特定の子どもだけが援助を受けていると相続時にトラブルになることもあります。配偶者の家族との関係に影響することも。

援助は短期的には助けでも、長期的には足かせになりうる、というのが調べてみての実感です。

援助に依存しない考え方

援助を受けるなら条件を明確にする

援助額、返済計画、返済期限を口約束ではなく書面にしておくと、後々の関係がこじれにくいようです。

援助を前提にしない生活設計

実際の生活費は自分たちの収入で賄い、親からの援助は「あくまでボーナス」くらいに捉えておく。

自分たちの資産形成に集中する

副業による収入増、転職によるスキルアップ・年収アップ、投資信託や株式での資産運用など、自分たちの力でできることに目を向ける。

親との関係を対等に保つ

経済的な上下関係をつくらず、親が高齢化した時には逆に自分たちがサポートできる経済力を持っておく。親子関係は「感謝の関係」であって「義務の関係」じゃない、という視点は大事にしたいなと思います。

SUMMARY

この記事のまとめ

  • 親世代と今の世代では資産形成のスピードに大きな差がある
  • 親からの援助は短期的な助けになる一方、長期的な依存やトラブルのもとにもなりうる
  • 援助を受けるなら条件を明確にし、前提にしない生活設計を立てる
  • 親子関係は対等に保ちたい