こんにちは、ちいです!
日本人の生命保険加入率ってかなり高いらしく、「入りすぎ」の人も多いと聞きます。特に子どもがいると「もしもの時」の不安につけ込まれて、必要以上の保険に入ってしまいがちだとか。生命保険の考え方と、実際に必要な保障額の計算方法を調べてまとめてみました。
CONTENTS
この記事でわかること
- なぜ保険に入りすぎてしまうのか
- 保険加入の現実(家計例)
- 必要保障額の計算方法
- 保険の種類別の選び方
なぜ保険に入りすぎてしまうのか
子どもが生まれると「もしもの時に家族を守りたい」という気持ちが強くなります。そこに「お子さんがいるので最低この額は必要」「教育費が今後必要になる」といった営業トークが重なると、必要以上の保険に加入しやすくなるようです。
周りが入っているからという同調圧力や、一度加入すると「解約=家族を守らないこと」のような罪悪感が生まれて見直しづらくなる、というのも大きい気がします。保険業界の営業トークと社会的プレッシャーのダブルパンチ、というのは言い得て妙だなと思いました。
保険加入の現実
夫年収500万円・妻年収300万円・子ども1人の家庭を例に見てみます。
- 夫の生命保険(終身):1.5万円
- 夫の医療保険:0.5万円
- 妻の生命保険(定期):0.8万円
- 妻の医療保険:0.5万円
- 子どもの学資保険:1万円
- 夫婦合わせた所得補償保険:0.7万円
合計で月約5万円、年間60万円。手取り年収約597万円に対して、保険費が占める割合は約10%になります。この60万円を貯蓄に回せば10年で600万円——かなり大きな金額だなと感じました。
必要保障額の計算方法
実際に必要な保障額は、こんなステップで計算できるようです。
- 毎月の必須支出を把握する(例:月35万円)
- もしもの時、配偶者の収入で賄える部分を引く(例:妻の月収20万円)
- 毎月の不足額を出す(35万円−20万円=15万円)
- 子どもが独立するまでの期間(例:18年)をかける(15万円×12ヶ月×18年=3,240万円)
- すでにある貯蓄を差し引く(例:貯蓄500万円がある場合、3,240万円−500万円=必要保障額2,740万円)
この場合、保険金額は2,500万円程度で十分という計算になります。「年収の3〜5倍」という営業トークより、自分たちの人生設計から逆算した方が実態に近い、というのが調べてみての発見でした。
保険の種類別の選び方
一定期間だけの保障で保険料は安め。子育て期間だけ家族を守りたい人、貯蓄を優先したい人に向いています。必要保障額を計算してから、期間を区切って加入するのがコツのようです。
一生涯の保障がある分、保険料は高め。相続対策や貯蓄性を求める人向きですが、保険としての効率は低く、貯蓄目的なら投資信託の方が効率が良いこともあるようです。
入院・手術費をカバーする保険料は比較的安いもの。ただ日本には高額療養費制度があるので、実はそこまで手厚くしなくてもシンプルな医療保険で十分というケースも多いようです。
大事なのは「何のための保険か」をはっきりさせて、最小限の保険料で必要な保障を得ること。保険と貯蓄は分けて考えた方がよさそうです。
SUMMARY
この記事のまとめ
- 生命保険は「必要」だが「過度に入る必要はない」
- 必要保障額は、支出・配偶者の収入・貯蓄から逆算して計算できる
- 定期・終身・医療、それぞれ目的に合わせて選ぶ
- 保険の余裕分は貯蓄・投資に回す選択肢もある
※保険の最適な内容は家庭状況によって大きく変わります。実際の見直しは保険会社や専門家に相談のうえご判断ください。