こんにちは、Chiakiです。
日本人の生命保険加入率は非常に高く、多くの人が「入りすぎ」の状態にあります。
特に子どもを持つ女性は、営業トークで「もしもの時」という不安を煽られ、必要以上の保険に加入してしまっています。
今回は、生命保険の正しい考え方と、実際に必要な保障額の計算方法について解説します。
Chiakiくん Chiakiくん 生命保険って、みんな入ってるから必要なんじゃないですか?
Chiaki Chiaki それは大きな勘違いです。実は、多くの人は「過度に保険に入りすぎている」んですよ。
今回の記事でわかること
- 日本人が過度に保険に入っている理由
- 必要な保障額の正しい計算方法
- 保険の種類別の選び方
- 保険を見直すことで生まれる家計の余裕
目次
- なぜ日本人は保険に入りすぎるのか
- 保険加入の現実
- 必要保障額の計算方法
- 保険の種類別選択基準
- 初心者あるある
- まとめ
なぜ日本人は保険に入りすぎるのか
理由1:「もしもの時」という不安
子どもが生まれたときに、親として「もしもの時に家族を守りたい」という心理が働きます。
この不安につけ込んで、保険営業は「予定額」を提示します。
理由2:営業トークの影響
保険営業は、以下のようなトークを使います:
- 「お子さんがいるので、最低この額は必要」
- 「教育費が今後必要になりますから」
- 「インフレに備えて、多めにしておきましょう」
このようなトークで、不要な保険が売られている。
理由3:「社会的常識」としての保険加入
周囲が保険に入っているから、「自分たちも入らないといけない」という同調圧力。
実は、その周囲も本当は不要な保険に入っている場合が多い。
理由4:解約のしづらさ
保険は一度入ると、解約するのに罪悪感を感じる人が多い。
「解約 = 家族を守らないこと」という誤った認識が生じている。
Chiaki Chiaki つまり、保険業界と社会的プレッシャーの「ダブルパンチ」で、多くの人が過度に保険に入っているんです。
保険加入の現実
典型的な家庭の保険加入例
夫:年収500万円、妻:年収300万円、子ども1人
実際の保険支出(月額)
- 夫の生命保険(終身保険):1.5万円
- 夫の医療保険:0.5万円
- 妻の生命保険(定期保険):0.8万円
- 妻の医療保険:0.5万円
- 子どもの学資保険:1万円
- 夫婦合わせた所得補償保険:0.7万円
合計月額:約5万円(年間60万円)
家計全体における保険費の割合
- 手取り年収:約597万円
- 保険費:60万円
- 保険費が占める割合:約10%
これは高すぎます。
Chiakiくん Chiakiくん 年間60万円?それって結構な金額ですね…
Chiaki Chiaki そうなんです。この60万円を貯蓄に回せば、10年で600万円。人生が大きく変わります。
必要保障額の計算方法
では、実際に必要な保障額はいくらなのか?
ステップ1:生活に必要な金額を把握
毎月の必須支出(家賃、食費、保険、教育費など)を計算します。
例:月35万円が必要
ステップ2:配偶者の収入を把握
もし夫が亡くなった場合、妻の収入で賄える部分。
例:妻の月収20万円
ステップ3:毎月の不足額を計算
35万円(必須支出) - 20万円(妻の収入) = 15万円の不足
ステップ4:子どもが独立するまでの期間
子どもが0歳から18歳になるまで、18年間必要。
15万円 × 12ヶ月 × 18年 = 3,240万円
ステップ5:貯蓄で補える部分を差し引く
すでに貯蓄がある場合、その額を差し引きます。
例:貯蓄500万円がある場合
3,240万円 - 500万円 = 必要保障額:2,740万円
保険金額の設定
必要保障額が2,740万円の場合、保険金額は「2,500万円」程度で十分です。
Chiaki Chiaki つまり、単に「年収の3~5倍」という営業トークではなく、自分たちの人生設計に基づいた計算が必要なんです。
保険の種類別選択基準
1. 定期保険(掛け捨て)
特徴
- 一定期間の保障で、期限後は保障がない
- 保険料が安い
向いている人
- 子育て期間が終わるまで家族を守りたい人
- 貯蓄を優先したい人
選び方
- 必要保障額を計算してから加入
- 20年間など、期間を限定する
2. 終身保険(貯蓄型)
特徴
- 一生涯の保障がある
- 保険料が高い
- 払い込み後に解約返戻金がある
向いている人
- 相続対策が必要な人
- 貯蓄性を求める人
注意点
- 保険としての効率性は低い
- 貯蓄なら投資信託の方が効率が良い場合もある
3. 医療保険
特徴
- 入院・手術時の医療費をカバー
- 保険料は比較的安い
向いている人
- 高額医療費が心配な人
- 社会保障制度が不十分な環境にいる人
注意点
- 日本は高額療養費制度があるため、実は必要性は低い
- シンプルな医療保険で十分
Chiaki Chiaki 大切なのは「何のための保険か」を明確にすること。その上で、最小限の保険料で最大の保障を得ることです。
初心者あるある
「保険営業の提案をそのまま受け入れる」
保険営業は、売上目標に基づいた提案をしています。
自分たちの人生設計とは無関係な提案である場合がほとんど。
自分たちで判断することが必須です。
「保険 = 投資」と考えている
「貯蓄型保険で資産を増やせる」という誤解。
実際には、保険料が高く、効率性も低い。
貯蓄と保障は分けて考えるべき。
「今後保険料が上がるから今のうちに」という焦り
保険料は確かに年齢で変わりますが、必要な保障額も時間とともに減ります。
焦って過度な保険に加入する必要はない。
まとめ
生命保険は「必要」ですが、「過度に入る必要はない」ということ。
重要なのは:
- 自分たちの人生設計に基づいた、実際に必要な保障額を計算する
- その額に見合った、シンプルな保険商品を選ぶ
- 保険料の余裕を貯蓄・投資に回す
- 定期的に保険の内容を見直す
Chiaki Chiaki 保険は「家族を守るための道具」ですが、過度な保険は逆に家族の資産形成を妨げます。
年間60万円の無駄な保険料は、10年で600万円。人生設計に大きな影響を及ぼすのです。
25~30代こそ、保険の見直しによって、家計に余裕を生み出す時期なんです。
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